インシリコの陰から ~その1
- fukushimadiaryoffi
- 1月13日
- 読了時間: 2分
年明けから、「ミトコンドリア・免疫・集中力が同時に揺れるとき、体の中で何が起きているのか」を分子シミュレーションで眺めています。
今日は、その裏側の研究メモです。※専門用語は出てきますが、読み飛ばしても問題ありません。
みなさまあけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。今飲んでいる何かが髪の成長を著しく加速させるらしく、3日に1回前髪を切らないといけないアンガマです。
年明けから、ミトコンドリア、自己免疫、そして認知機能が交わるY字交差点にあるものを研究していて、第一弾としてマスト細胞のPPARa(ブレーキ役)が動くようにするモノを探してました。マスト細胞はいろんな自己免疫疾患の原因になっていて、中枢神経を伝わってブレインフォグなどの原因にもなりますね。体質や条件によってはこのブレーキが効きにくくなって、自己免疫疾患の原因の一つになります。
最近、朝四時から分子シミュレーションを回すと、ちょうどオフィスに着いたときに完了しているというゴールデンパターンを発見しました。目的は、PPARaを活性化して、マスト細胞を落ち着かせる定番ラボ薬のちょうど6~7割の効果を出す物質の組み合わせを見つけることでした。で、ちょうど今、乱数シード41で計算していたシミュレーションの一つが、Fenofibric acidという定番ラボ薬(あくまで研究用参照物質)の約67~71%の効果を持ちうる、という計算を終えて、ちょっと嬉しかったので投稿してます。
と、思っていたらタイムリーにとある論文が流れてきて
ちょうどSars-CoV-2が腸の表皮細胞のこのPPARaを乱す(通りで炎症が起こるわけですね。お腹痛くなりそう!(※腹痛以外の不快な症状が生じることもあります))ことがわかって、このFenofibric acidが抑えてバランスを取り戻してくれることがわかりました、と言っていました。ちょうど同じ場所を、実験系から見ている論文です。いや、まさにちょうど私が見ていた病理ですね。この7割くらいのものを今GPUで見つけたかも知れないよ、という話です。
なんで7割くらいの効果を目指すのか、3割はいいのか、というと、マスト細胞も本来存在する意味があるからです。抑えすぎちゃいけないんですね。ということで、本日もこれから計算を続けます。またよろしくお願いします。






コメント