【10月21日、23時59分、割引終了】(前回のレポートを読んでいなくてもご安心ください。内容が分かるように書かれています)
『グルタチオンを助ける地殻変動 - 新型コロナタンパク質とミトコンドリアの膠着を見つめる最新研究』
新型コロナウイルスのタンパク質と、ミトコンドリアのタンパク質が作り出す「膠着状態」。その解除の鍵を分子シミュレーションで探る、研究読み物の深化版です。前作『膠着からの脱出』をお読みでない方にも、本作単体で内容が追えるよう、前提から丁寧にご説明します。
■ こんな症状、覚えはありませんか
- メール1通に1時間かかる。書き出す前に、何を書くのか忘れてしまう
- 味噌汁を2回作ってしまう。料理の手順が、途中で消えてしまう
- 一文話すだけで息が上がる。電話に出るのが怖い
- 布団の中で、自分の心臓の音がうるさくて眠れない
- 「回復した」と思って動いたら、2週間前の状態に逆戻り
ロングコロナでみられる認知症状、そして心肺・循環・労作後不調。その主な理由の一つがミトコンドリア不全であることは、もはや疑いの余地がありません。ウイルス由来のさまざまなタンパク質の関与を示す研究が進む中、本研究が焦点を当てるのは、新型コロナに特有のタンパク質が引き起こす、ある「固定」です。
■ 外れない結び目、止まるゴミ出し
このウイルスタンパク質は、ミトコンドリアで欠かせないタンパク質と、硫黄どうしを直接つなぐ極めて強固な結合(ジスルフィド結合)を作ってしまいます。この結び目は、還元剤が来ない限り外れません。
さらに、他のウイルス成分が細胞のゴミ出し(ミトファジー)を止めているとの報告もあります。慢性的な炎症、老化、代謝ストレスで細胞の還元力が落ちていると、この固定は半永久的に続き、発電所としてのミトコンドリアは、物理的に停止した状態に陥りかねません。しつこい後遺症の正体の一つとして、この構図が浮かび上がります。
■ 3%の壁、そして新たな邪魔者
このデッドエンドを解除するのが、体に常備された還元剤、グルタチオンの役割です。しかし結合部は周囲の構造に埋もれてしまい、グルタチオンが実際に触れられる確率は、わずか3%程度。この通り道を、自然由来の小分子で開いたのが前作です。
そして今回、計算から新たな邪魔者の存在が浮かびました。コロナタンパク質の絶妙な位置に配置されたアミノ酸が、グルタチオンを引き寄せ、結合部への到達を阻んでいたのです。ただ漂っているだけでは、グルタチオンは届きません。
■ 今回の成果
前作で開いた通り道の先、結合部そのものへ。グルタチオンを十分に届かせ、反応できる正しい向きに設置する小分子を、738,794物質を貯蔵するフリードリヒ・シラー大学イェーナの天然物データベースから100物質を選抜して探索しました。
その結果、ウイルス・ミトコンドリアタンパク質システムの分子解析を通じて、グルタチオンが反応できる面が約6倍に増幅する様子を、計算で示すことに成功しました。
免責事項
本レポートは、教育および情報提供を目的としたものであり、診断・治療・医療アドバイスを提供するものではありません。 サプリメントや健康に関する決定を行う前に、必ず医師や医療専門家にご相談ください。
グルタチオンを助ける地殻変動 - 新型コロナタンパク質とミトコンドリアの膠着を見つめる最新研究
初登場割(~10/21 23:59)
