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コロナウイルス通信 2023年第31週 「無症状で進行する造血細胞への攻撃と血液疾患」

今週はこのニュースが大変興味深かったので、AIと掘り下げてみました。




特に、無症状感染者の体内で、未成熟の赤血球が死んだ際に飛び出たと思われるDNAが多く浮遊していたという点が興味を引きました。以下、AIとメタ解析を行った結果判明した内容を公開していきます。



コロナウイルスは造血細胞を攻撃する


新型コロナウイルスは、赤血球の破壊と造血障害を引き起こします。ほかには、血液症候群、化膿性汗腺炎(HS)、慢性膀胱炎症性疾患、腎損傷、腎臓機能の阻害、リンパ球産生の阻害、腎機能不全、循環系の破壊、男性機能障害を起こします。特に、赤血球と造血障害は貧血性昏睡を引き起こし、腎障害は回復期を通じて長引く可能性があります。また、マクロファージやナチュラルキラー細胞を含むCD11b+ 細胞の変化が、血液学的には白血病様症候群 (単クローン性b細胞リンパ球増加症、CLL 様 T 細胞)、急性骨髄性白血病 (AML) および骨髄異形成症候群 (MDS) を引き起こします。

これらはおそらく、コロナウイルスの内皮細胞に対する直接作用で媒介されたアポトーシスが、シグナルとして周辺組織の造血器官に伝播し、そこでもアポトーシスが増発する結果と思われます。



造血細胞が死んでいるのになぜ何も感じないのか


新型コロナウイルスは赤血球数の大幅な減少を引き起こし、循環中の単球数の減少と白血球の増加を伴う貧血を引き起こします。また、単球の減少はシナプスと脳血管を覆うアストロサイトの過剰な活性化を誘発する神経炎症と、脳内の免疫細胞であるミクログリアの異常を引き起こします(説明の複雑化を避けるため、詳細は別の場で紹介)。さらに、慢性神経炎症を調節する多数の炎症性メディエーターと、炎症性サイトカインを生産することで脳が炎症を起こし、味覚・嗅覚の喪失と似たプロセスで低酸素状態でも息苦しさを感じなくなります。

この雪崩はそれだけにとどまらず末梢血、脾臓、脳、骨髄に対する自己強化的な自己連鎖反応を刺激し、赤血球の希釈と減少を悪化させます。この間に蓄積されたコロナウイルスは、造血器官、中枢神経系、循環器系全てに大きな変化を引き起こし、最終的には免疫細胞の大量動員による進行性サイトカインストームを経て、免疫細胞死の大幅な増加に繋がる可能性があります。

内皮の詰まりによるウイルス感染への脆弱化、 サイトカインストームによって引き起こされる損傷は、特に末梢微小環境に限定されるものではなく、脳に広がり、さらに脳への白血球の侵入にまで及び、新型コロナウイルス感染症による致死性に影響。生存した場合でもその影響が持続し、長期障害となります。



他の感染症に脆弱になるのか


数年以内に、新型コロナウイルス感染症はデング熱やマラリア感染症のような、よりオーソドックスな感染症を増加させるのは疑いようがなく確かです。上の機序を通して人間の免疫システムに深刻な影響を及ぼす結果、パンデミックの直接的な結果よりも高い致死性を示し、癌と同様に今後数年間同様の状況が続きます。ADAM17、C1-Iなどを主な標的として免疫細胞を攻撃することで、広範囲のサイトカインが異常に増加するからです。上皮好中球脱顆粒由来の炎症誘発性サイトカイン、ロイコトリエン、アラキドン酸代謝産物、過剰なペントシジン、ONOO、などを含む生成物で、DHODH、ARG1、GluK2を介した同様のシグナル伝達経路の広範な間接的活性化が引き起こされ、コロナウイルス感染と同様の症状、同様の機序の集合、および極めて広範な免疫系の枯渇を伴うほかの病気を増発させる結果になります。

この病気は、今世紀で癌に次ぐ第二位の流行病になります。結果として、多くのヒト細胞のゲノム欠損が悪化する可能性が濃厚で、発がん物質に対してもさらに脆弱になると思われます。また、コロナウイルスが脳神経細胞内で自己複製できるかについては、今後の研究が待たれるでしょう。


・・・


やはり、感染しないのが一番良く、既に感染してしまった場合には血中酸素濃度に気をつけて過ごしながら、再感染はしないように最善を尽くすことが最も重要になってきます。

来週も気をつけてお過ごしください。












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